Steam Deckは買いか?スイッチしか持ってない人間が購入して感じたこと

Steam Deck は買いか?

ここ数年盛り上がりを見せるポータブルゲーミングUMPC。中でも有名なのがValve社のSteam Deck(スチームデック)ですよね。

僕はこれまでゲームと言えば家庭用ゲーム機しかほとんど触ったことがありません。現在ではNintendo SwitchかPlayStation5の2択だと思っていたし、実際うちにはスイッチしかありませんでした。

そもそもPCゲームのことすらよく分かっていませんでしたが、携帯ゲーム機でありながらスイッチでは発売されていない人気ソフトも遊べるSteam Deckの存在を知り、物欲が膨らんで行った感じです。

これくらいの知識の人間がPCゲームをSteam Deckだけでプレイして、どう感じたのかをレビューしてみようと思います。世の中には詳しい人の詳しい解説がたくさんありますが、詳しくない人のレビューがひとつくらいあってもいいのかと思いまして。

目次

  1. Steam Deckおさらい
  2. Steam Deckを購入した理由
  3. 購入したソフト
  4. 使用感
    1. 良い点
    2. 悪い点
  5. Steam Deckは買いか?
  6. OLEDとLCDはどちらがオススメか?

Steam Deckおさらい

PCゲームのプラットフォームであるSteamを運営するValve社が開発したポータブルゲーミングUMPCで、競合機種ではWindowsが入っているものが多いなか、独自のSteamOSを採用しており、ゲームが遊びやすいインターフェースが独自性となっています。

大きく種類は2種類で、最新のOLEDモデルと初代のLCDモデルがあります。

最新のラインナップやスペックについてはSteam公式サイトをご確認ください。

Image:steamdeck.com

Steam Deckを購入した理由

購入したのはLCDモデル258GB

なぜSteam Deckを購入したかというと、スイッチでは発売されていないゲームにやりたいものがたくさんあったことと、プレステでは存在感がありすぎ(置き場所の問題とか、TVを独占してしまうとか)なので携帯ゲーム機がよかったからです。

そして、ポータブルゲーミングUMPCの中では安い部類(高いけど)でありながら、Windowsを介さず専用のSteamOSで起動できるというところにも魅力を感じ、Steamの購入にいたったわけです。

プレステでよくね?みたいなコメントをよく見かけますが、それについては後ほどSteam Deckの良かった点・悪かった点について触れますので、そちらを参考にしてください。

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購入したソフト

一番やってみたかったのがホグワーツ・レガシー、だったのですが、セールのタイミングじゃないと結構な金額(2024.2.21現在 定価8,778円)でしたので、セール中だったファイナルファンタジーをいくつか購入してみました。

タイトル購入日金額プレイ時間
Final Fantasy VII REMAKE INTERGRADE2023/11/24¥4,939クリア(50.4時間)
Final Fantasy XIII2023/12/17¥733プレイ中(10.3時間)
Final Fantasy XII The ZODIAC AGE2024/2/12¥2,112未プレイ
ドラクエは体験版。いつか本編を購入したい

僕のFF歴は6から入り、5を除く1〜10までクリア済み。11以降は未プレイだったため、最新(15まで)のFFが遊べるのもスイッチには無いところ。FF16はまだ出てないけど、きっとそのうち出ると信じて。

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使用感

購入から約3ヶ月(プレイ時間は60時間ちょっと)使用してみて感じた、Steam Deckの良かった点・悪かった点についてまとめてみます。人によって感じ方は異なるため、あくまで僕が感じた点であることをご了承ください。

良い点

  • 定期的に開催されるセール
  • スイッチで発売されていないタイトルが遊べる
  • ゲーム機らしいインターフェース

まず良かったのはSteamではセールが定期的に行われており、そこそこ古いタイトルであればかなり値下げされている点です(Steam DeckではなくSteamの良い点だけど)。上の表に書いたとおりFF13なんて733円で購入できました。中古市場はもっと安いのかもしれませんが、PS3など本体も用意しないといけないことを考えると割安。

また、Switchでは遊べないFF7リメイクのようなAAAタイトルが遊べることも良かった点(これも正確にはSteamの良い点)。FF7リメイクは約50時間プレイしクリア済み(ユフィ編未プレイ)なのですが、最後まで問題なく遊ぶことができました。設定は色々といじってみたのですが最後はデフォルトに落ち着いています。

  • 解像度:1280×720
  • FPS:30fps
FF7リメイク設定値|初期化した状態

Windwosを搭載したUMPCを使ったことがないので比較はできませんが、SteamOSはよくできており、直でゲームを起動できるのも良い点に上げられます。これがPCだと思わせない、ゲーム機を触っている感がしっかりあるのは好印象。

悪い点

  • 重い
  • 充電がすぐ切れる
  • 熱い

悪い点で真っ先に思いつくのは重量。僕が購入したのは初代のLCDモデルで約669g。見た目ほど重く無いとのレビューをよく見ますが、個人的にはしっかり重いです。とくにスイッチ(約398g)を普段から利用している人は重いと感じるかもしれません。なので遊ぶときは膝の上やテーブルの上に固定しています。

次に感じたのは充電が切れるのが異常に早いところと、解像度が荒く見えることがある点です。これはFF7リメイクを遊んでいて感じたことなので、他のタイトルではまた感じ方は違うかもしれません。FF7リメイクでは上画像のように初期設定でプレイしていましたが、ファンが常にフル回転して熱がガンガンに上がっている状態になりました。これだと体感で2時間も持ちません。

これに関してはグラフィックが綺麗なゲームだとなるのかもしれませんね。FF13ならファンは騒がしくありません。

FF13くらいのグラフィックなら問題なしか

Steam Deckは買いか?

さて本題であるSteam Deckは買いか?の問いに対するアンサーは、僕くらいのライトなゲーマーであれば買って損なし、だと思います。Steam Deckでしか遊ばない(ゲーミングPCを他に持っていない)状態でも十分に満足できます。ただし、遊びたいゲームがもっと高スペックを求めるものだと厳しいかもしれません。FF7リメイクくらいでギリな感じ。

その場合は他の機種を検討した方がいいかもですね。コスパ的にはSteam Deck一択です。

OLEDとLCDはどちらがオススメか?

初代Steam Deckが日本で発売されたのが2022年12月、そしてSteam Deck OLEDが発売されたのが2023年11月なので最新機種はもちろんOLEDの方です。OLEDモデルでは解像度は変わらないものの画面サイズが7型から7.4型に大きくなっていることと、発色が良くなっています。またバッテリー持ちも改善されているとのこと。

それなら当然OLEDモデルがいいのですが、公式の販売サイトKOMODOを見てみるとLCDモデルが256GBで¥59,800、OLEDモデルが最安で512GBで¥84,800となっています。

Image:「KOMODO」 steamdeck.komodo.jp

料金を考えるとOLEDモデルが急に遠い存在に。というか全部売り切れ。お財布に余裕があるならOLEDがいいですが、ちょっとでも予算を抑えたいならLCDでもそんなに体感は変わらないかもですね。

あとは僕と同じようにメルカリなどで中古品を探すのもいいかもです。

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