こんにちはGaraKutaです。
以前、このブログで「リビングが最高のゲーミング環境になる Steam Machine」なんて記事を書きました。Steam Machine 発売前に書いた記事で値段も不明でしたが、とうとう2026年6月23日に日本でも発売が開始されました。開始直後に売り切れとなりましたが・・。
私は長年「Steam Deck(スチームデック)」を使い続けている、そこそこヘビーなDeckユーザーです。布団の中でゴロゴロしながら遊べるDeckは、間違いなく私のゲーム生活を変えてくれた製品です。
でも、愛用しているからこそ、どうしても考えてしまう「贅沢な欲求」があったんです。
「Steam Deck のスペックではちょっと荷が重い最新ゲームを、たまにはTVやモニターの大画面を使い、滑らかな高画質で遊んでみたい……!」
そんな想いがずっとありました。そこに加えて、Steam Machine のあの無駄のないスタイリッシュな佇まい。ピカピカ光るデカいゲーミングPCとは一線を画す美しいデザインに、心を奪われました。
ですが、日本国内販売での正式な値段を目にしたとき想像を超える価格「約19万円!」にショックを隠せませんでした。物価高、半導体メモリの高騰で高額になることが予想されていましたが、まさかここまでとは。
そこで今回は、私と同じように「欲しいけど高すぎる!」と頭を抱えているあなたが、納得のいく答えを見つけるためのヒントを、良いところも悪いところも包み隠さずお届けします!
現状では欲しくなってもなかなか手に入りませんけどね。
目次
そもそも「Steam Machine」ってなに? Steam Deckとの違いを整理
ネットで「Steamのゲーム機」と検索すると、ニンテンドースイッチをひと回り大きくしたようなゲーム機(Steam Deck)がよく出てきます。
ここでは Steam Machine や Steam Deck について情報を整理しておきましょう。
Steam Machine PCとは何ですか?

「Steam Machine PCとは何ですか?」という疑問に、一言で答えるなら、
「テレビやモニターに繋いで遊ぶために作られた、小型・高性能な『据え置き型』のゲーム専用パソコン」です。
普通のパソコンって、電源を入れてからWindowsが立ち上がって、アップデートの通知を無視して、Steamのアプリを起動して、ログインして……と、ゲームを始めるまでにやることが多くて、ちょっと面倒くさいですよね。
でも、Steam Machine には「SteamOS」というゲーム専用のオペレーティングシステムが最初から入っています。
そのため、テレビの横にポンと置いて電源を入れれば、プレイステーション5(PS5)やニンテンドースイッチと同じように、すぐにテレビ画面いっぱいにゲームのメニュー画面が立ち上がります。面倒なパソコンの初期設定や「なんかよく分からないエラー画面」に悩まされる心配はほとんどありません。
そして何より、あの無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなデザイン! リビングに置いてもゲーム機特有の「おもちゃ感」が一切なく、高級なガジェットとしてスッとお部屋に馴染んでくれます。

まさに、「見た目はインテリアを格上げする一目惚れデザイン、中身はめちゃくちゃ力持ちなゲーミングPC」という、いいとこ取りをしたゲーム専用マシンなんです。
携帯型の「Steam Deck」と何が違うの?

では、大人気の「Steam Deck」とは何が違うのでしょうか?
一番大きな違いは、「手軽にどこでも持ち歩けるか」、それとも「大画面でゲームの映像美を、ゆとりのある動作で楽しむか」という点にあります。
言葉だけで説明すると分かりにくいので、それぞれの違いを簡単な表で比べてみましょう。
| 比べるポイント | 携帯型の「Steam Deck」 | 据え置き型の「Steam Machine」 |
| 遊ぶスタイル | 布団の中や電車の中など、どこでも遊べる | リビングのテレビなど大画面の前に座って遊ぶ |
| 画面の大きさ | 手元の小さな画面(7〜8インチほど) | 自宅のテレビ or モニター(何インチでもOK!) |
| マシンのパワー | 携帯用としては優秀(でも重い最新ゲームはファンが一生懸命回りがち) | Steam Deckのなんと6倍以上! 重い最新ゲームもヌルヌル動く |
| 重さ・バッテリー | 手で持ち続けるにはちょっと重い(頻繁に充電が必要) | 据え置きなので重さは関係なし(常に安定給電) |
| こんな人におすすめ | 「寝転がって、いつでもどこでも手軽に遊びたい!」という人 | 「大画面で綺麗で迫力あるゲームを楽しみたい!」という人 |
「Steam Deck」は、小さな本体の中にバッテリーとディスプレイ、コントローラーを詰め込んでいるため、どうしても熱がこもりやすい構造をしています。そのため、重たい最新のゲームを動かそうとすると、本体の中のファンが勢いよく回り続け、手元から「ファァァー!!」という動作音が聞こえてくることがあります。ゲームの静かなシーンだと、ちょっとその音が気になってしまうこともありますよね。
一方で、常にコンセントから電気をフルパワーで吸い上げる「Steam Machine」は、筐体のスペースにも余裕があるため、熱を逃がす効率が優れています。その実力は、実に Steam Deck の6倍以上もありながら、ファンは驚くほど静かで穏やかに回るだけです(というレビューを見ました)。
「持ち運びはDeckに任せて、お家ではテレビの大画面を使って、動作音を気にせず、最新のゲームを滑らかに、美しく動かしたい!」という贅沢なプレイスタイルを目指す人にとって、これ以上の選択肢はありません。
Steam Machineの値段は性能に見合っているのか?(コスパを正直に検証)
さて、ここからが一番気になる本音の話です。
Steam Machineの日本国内での価格は、一番お手頃な512GBモデルで「18万9,980円(税込)」となっています。
……うん、普通に高いです。住宅ローン持ち、子持ち、社畜の私にはどう捻っても難しい金額。
いくら高性能で一目惚れしたデザインとはいえ、「本当にそれだけの価値があるの?」「普通のパソコンやPS5を買った方が安上がりなんじゃない?」と疑問が沸きますよね。
ここからは、その高いお値段に見合うだけの「スペック(性能)」が本当にあるのか、ライバルたちと比較しながらじっくりと検証していきましょう。
18万9,980円~という価格。そのスペックとグラボの実力
まず、この19万円弱という価格ですが、実は「ぼったくり」でもなんでもなく、中に入っているパーツの値段を考えると、むしろ納得レベルの構成になっています。
ゲームの動きを一番左右する心臓部、いわゆる「グラフィックボード(グラボ/GPU)」には、優秀なチップが組み込まれています。
- GPU:セミカスタムAMD RDNA3 28CU(最大持続クロック2.45GHz、TDP 110W)
と言われても、専門用語ばかりだと「で、結局どうなの?」となってしまいますよね。
分かりやすく、私たちのゲーム体験にどんな変化が起きるのかを言葉にしてみます。
- 画質の目安:「フルHD(1080p)解像度」なら、ほぼ全ての最新ゲーム(サイバーパンク2077やモンスターハンターなど)が快適。画質を高く設定しても60fps(ヌルヌル滑らかな動き)で快適に遊べます。
- 高画質化の技術:「AMD FSR」の4.1という最新の超解像技術(映像を綺麗に引き伸ばすAI技術)が使えるため、設定次第では4Kテレビに繋いでも綺麗な映像でゲームを楽しめます。
- PS5との比較:単純なパワーはPS5に一歩譲りますが、世代が新しいため、実際のゲーム画面では引けを取らないくらい綺麗で快適な映像を作り出せます。
このクラスの映像を映し出せるパワーを持ったパソコンを探した場合、Steam Machineより安価なものが見つけられる可能性はあります。ただし、私のように詳しくない人間だからこそ、最初からゲーム用に設計されている Steam Machine に魅力を感じる人も多いはず。そう考えると、18万9,980円という価格は納得感のある価格であることは間違いありません。
その他主なスペックは以下です。
| CPU | セミカスタムAMD Zen 4 6C / 12T | 最大4.8 GHz、30W TDP |
| GPU | セミカスタムAMD RDNA3 28CU | 最大持続クロック2.45GHz、TDP 110W |
| RAM | 16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM | |
| ストレージ | 2モデルから選択 | 512GB NVMe SSD 2TB NVMe SSD |
そもそも、なんでこんなお値段になっちゃったの?(価格高騰の裏側)
「でも、海外での噂だともう少し安くなるはずじゃなかったの?」と思った方もいるかもしれません。
実は、開発元のValve(バルブ)のエンジニアであるヤザン・アルデハヤット氏らもインタビューで語っているのですが、本来はもっとお求めやすい価格を目指して開発が進められていました。
それなのに1,049ドル(日本で約19万円)という高価格になってしまった大きな理由は、世界的な「部品の不足と価格の高騰」です。
世界中で半導体などの高性能なパーツが不足し、その仕入れ値がどんどん上がってしまったことで、最終的な製品の価格も「当初の予定より3割(30%)も高くなってしまった」というのが開発現場のリアルな舞台裏のようです。
「じゃあ、プレイステーションみたいに、本体を赤字で安く売って、後からゲームソフトの売上で回収すればよかったんじゃないの?」
そう思うのも当然ですよね。家庭用ゲーム機(コンソール)の世界では、そうした「最初は赤字でハードを安く配り、後からソフトのロイヤリティで利益を回収する」という売り方がよく使われます。
しかし、Valveは「Steam Machineはゲーム専用機(コンソール)ではなく、オープンなPCプラットフォームである」という信念を強く持っています。
もし、本体を大赤字で安く売る売り方をしてしまうと、ユーザーがSteam以外の別のゲームストア(Epic Games Storeなど)でゲームを買ったとき、本体の赤字を回収できず、Valveだけが一方的に損をしてしまいます。
自由でオープンなPCの良さをそのまま残すため、彼らはあえて「ハードウェア単体で赤字を出さない、原価ギリギリの真っ当な価格」で勝負することを選びました。
世界的な部品不足のダブルパンチを受けながらも、これ以上は引けないギリギリの原価まで削り、オープンなPCとしてのプライドを貫いた結果が、この18万9,980円という価格設定なんです。そうした開発陣の熱い哲学を知ると、ただ高いだけではないということが理解できますね。
PS5や同価格帯 of ゲーミングPCと性能を比べてみると
では、ここで強力なライバルたちを並べて比べてみましょう。
比較するのは、「PS5(プレイステーション5)」と、同じくらいの予算(約19万円)で買える「一般的なゲーミングPC(デスクトップ型)」です。
どのマシンにも、それぞれ「得意なこと」と「苦手なこと」があります。
1. PS5と比べた場合
- 価格の勝負:PS5の圧倒的勝利です(PS5は約5.5万円~で買えますから、3分の1以下です)。
- 遊べるゲームの数:Steam Machineの圧倒的勝利です。PS5で遊べるゲームのほとんどはSteamでも遊べますし、さらにSteamには「PS5では遊べない何万本ものインディーゲームや過去の名作ゲーム」があります。
2. 同価格帯(約19万円)の「一般的なゲーミングPC」と比べた場合
- 性能の勝負:ものによるでしょうけど、おそらくゲーミングPCの方が高いスペックのものが見つけられる。ただし半導体の高騰によりパソコンのさらなる値上がりが予想される。
- サイズと見た目の勝負:Steam Machineの圧倒的勝利です。一般的なゲーミングPCは「部屋のどこに置けばいいの?」というサイズですが、Steam Machineは非常にコンパクト。
- 手軽さの勝負:Steam Machineの勝利です。電源を入れればすぐにゲームが始まるSteam OSの手軽さは、一般的なWindowsのPCには真似できません。
正直なところ「買い」なのか? デメリットも
ここまで良いところをたくさんお話ししてきましたが、「デメリット」も正直にお伝えしなければフェアではありませんよね。
ぶっちゃけて言うと、「万人にとって最高の選択肢」ではありません。
以下のような人には、Steam Machineはおすすめできません。
- 「プレイステーション5で発売されているゲームで十分だと思っている」という人
値段を考えると3分の1以下の5.5万円で手にはいるプレイステーション5が圧倒的に有利。それでいてプレステで遊べるゲーム以外に興味がないのであれば、Steam Machineを選択する必要はほとんどないです。 - 「パソコンとしても利用したい!」という人
Steam Machineは「ゲームを遊ぶこと」に特化したシステム(SteamOS)で動いています。普通のWindowsパソコンのように、WordやExcel、本格的な動画編集ソフトなどを快適に使うのはかなり骨が折れます。そういう使い方をしたいなら、最初から普通の19万円のゲーミングPCを買った方が、後悔しません。
逆に、「仕事用のパソコンはすでに持っていて、ただSteamのゲームをテレビの大画面で遊びたい!」という人にとっては、この上なくフィットする、まさに「運命の相棒」になってくれるはずです。
日本でSteam Machineはどこで売ってる? 正しい購入方法
販売開始直後に売り切れてしまった Steam Machine 、残念ながら正規ルートで今すぐ手に入れる方法はないようです。
普段のネットショッピングの感覚で、Amazonや楽天市場で「Steam Machine」と検索してみると、怪しげな並行輸入品や、お値段が異常に高く吊り上げられた転売品がズラリと並んでいることがあります。
せっかくの大きなお買い物です。日本国内で、安全に入れるための正しいルートをガイドするので、在庫が補充されたら以下の方法で購入しましょう。
正規代理店「KOMODO(コモド)」での購入ルートが一番安全な理由
日本において、Steam Machineを安全に購入できるルートはただ一つ。
公式の正規輸入代理店である「KOMODO(コモド)」が運営するオンラインストア「KOMODO STATION(コモド・ステーション)」です。
なぜ、ここ以外で買ってはいけないのでしょうか?
理由はとてもシンプルで、「万が一のときのサポートと保証」があるからです。
もしAmazonなどの怪しい転売ショップで買ってしまった場合、届いたマシンが最初から動かなかったり(初期不良)、遊んでいる途中で急に電源が入らなくなったりしたときに、公式の無料修理サポートを受けられない可能性がすごく高いんです。
「19万円を支払ったのに、動かなくなったらただの文鎮(文房具の重し)になってしまった……」なんて、悲しすぎますよね。
公式のKOMODO STATIONから購入すれば、万が一不具合があったときでも、日本国内のサポート窓口が親切に、もちろん「日本語」で丁寧に対応してくれます。高いお買い物だからこそ、この安心感は絶対にケチってはいけないポイントです。
日本での具体的な購入手順
- スマホやパソコンから「KOMODO STATION」の公式ホームページにアクセスします。
- 商品一覧から「Steam Machine」を選び、お好みの容量(512GB または 2TB)を選択します。
- 「カートに入れる」ボタンを押し、購入手続きへ進みます。
- 発送先の住所とお名前を入力し、お支払い方法(クレジットカード、各種決済など)を選びます。
- 注文ボタンを押せば完了です!
あとは、自宅にこのマシンが届くのをワクワクしながら待つだけ。数日後には、あなたのお部屋のリビングが最高のゲーム環境に生まれ変わります。
まとめ:大画面のリビングで、極上のSteam体験を始めよう
ここまで、新しく登場した「Steam Machine」について、色々とお話ししてきました。最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
Steam Machineは、テレビに繋いで遊ぶ「据え置き型」の超高性能なゲーム用PC。
持ち歩ける「Steam Deck」と比べて、パワーはなんと6倍以上!
お値段は18万9,980円(税込)~と安くはないけれど、性能を考えれば納得できる価格。
購入するときは、トラブル防止のために公式の正規代理店「KOMODO STATION」一択!
約19万円というお買い物は、確かに簡単には決断できない金額です。でも、もしあなたが「テレビの大画面で、時間を忘れて、最高のゲーム環境で遊びたい」と願っているなら、これほど頼もしい相棒は他にいません。
私は買いません(買えません)けどね。ちくしょー。
それでは、素敵なゲーム体験を!

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