今年2023年は検索新時代の幕開けとなりそうな、そんな大きな流れを感じる今日この頃。一番前を突っ走っているのがもちろんChat GPTとそれを検索エンジンに組み込もうとしているマイクロソフト。
そんなマイクロソフトの検索エンジンBingの「新しいBing」に対して順番待ちをしてみたところ、2〜3日で順番が回って来ました。
目次
僕がWEB関係の仕事に転職してからはや14〜5年。こんなに大きな変化が起こりそうなのは初めてです。(そんなに時が経過していることに驚き・・ぅぅ)
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Microsoft Edgeをインストール
さっそく使ってみようと思ってBingにアクセスしてみたのですが、どうやらMicrosoft Edgeじゃないとダメみたいです。まぁそうなるか。ここは黙ってインストールしましょう。
初回設定をてきとうに済ませる。なんだかマイクロソフトのブラウザもおしゃれになりましたね!
新しいBingに質問をしてみる
質問1:新しいBingでは何ができるの?
Bing:新しい「Bing」は検索、ブラウジング、チャットがひとまとめになっており、ユーザーが得たい情報や疑問に対する手がかりを提供する。
簡潔な回答と詳しいページへのリンクが出てきました。これに付随する質問もいくつかのパターン用意してくれるので、続けて入力しなくても選択していくだけで深堀できそう。
質問2:どんな機能があるの?
Bing:新しいBingでは、AI搭載の対話型検索ができます。例えば、文章を書くときに単語や文法のアドバイスをもらったり、特定の情報を把握したり、大雑把な質問をしたりできます。また、音声検索も利用できます。新しいBingはモバイルアプリやSkypeにも統合されています。
続けて質問すると画面がチャット用の画面に変わりました。回答文章の中に数字が付いている箇所がありますが、下の詳細情報でそれについて詳しいページのリンクが貼られています。これらのページの内容を学習し、言葉として吐き出しているのでしょうね。AIおそるべし。
質問4:SEO対策について詳しく教えてください
これ、すごいな。こんなことされたら「SEO」というキーワードで検索上位目指しているページは、アクセス数激減しますよね。チャットで完結できちゃいますもん。そもそもAIチャットで調べ物する時代になったらSEOはどうなってしまうんだろう。。。
質問5:AdobeがFigmaを買収した意図を教えて
Adobe側の正式な発表と、それ以外の狙いまで書かれています。やばい優秀すぎる。
新しいBingを体験してみて
ちょっとふざけた質問とかも考えたのですが、実用性がありそうだったので思わず真面目に使ってしまいました。気になるところはリスティング広告枠が無くなってしまうので、マイクロソフトはどうやって収益化するつもりなのか。
たしかにチャットで答えてくれるようになると「ググらない」くなりそうだと感じました。もちろんGoogle先生も指をくわえて見ているだけではなくGoogle Bard(グーグルバード)という対抗サービスを開発中です。Google Bardを使う場合は「ググる」という言葉は継続されるのでしょうか。日本だけだろうし、どうでもいいか。
ぼくはGoogle先生の検索エンジンを意識してずっと仕事をしてきたので、結局はGoogleが勝つんじゃないかと思ってしまいますが、そうなったとしても今までの検索体験とは違う形になるのは間違いなさそうですね。我々ページを作る側の人間もそれに対応したページ作りをしなければ消される運命となりそうです。
あと、AIに記事書かせれば楽になるという意見がありますが、使い方次第かなと。AIが吐き出す文章はAIチャットが答えられる内容であって、わざわざページまで飛んで読むことではなくなります。検索エンジンが吐き出す内容をそのまま上げることはSEOにならないはずなので注意しましょう。(※ 個人的な意見です)
今後も動向を見守りつつ、何かあればまた勉強させていただきます。
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